中小企業への融資制度は充実しており、融資期間や金額にも恵まれています。

中小企業向け融資制度の活用

融資されたお金

 

事業を継続するためにも、新しく事業を始めるためにも、融資を成功させなければいけません。
あらゆる手段を用いて融資を成功に導きましょう。
王道の手段と言えば銀行や金融機関からの融資ですが、中小企業ならば「制度融資」を利用することも可能です。

 

制度融資とは

「制度融資」とは、都道府県と金融機関、信用保証協会の3者が協力して構築した融資制度です。
中小企業者や中小組合が事業に必要な資金を調達するために必要な資金の借入が行えます。

 

代表的な制度融資の例

東京都

東京都には、「東京都中小企業制度融資」という制度融資が用意されています。
一般的な中小企業の最もスタンダードな融資プラン「一般事業融資」は最大貸付額2億8,000万円(中小組合の場合は4億8,000万円)という高限度額の借り入れを行うことが可能です。

大阪府

大阪府には「開業サポート資金」や「小規模企業サポート資金」などの制度融資が用意されています。
なかでも上限借入額2億円、返済期間20年以内の「チャレンジ応援資金」が目を引く制度融資です。

徳島県

徳島県には「セーフティネット資金」や「経済変動対策資金」など、新型感染症に対抗する制度融資が多く用意されています。
とくに、感染症脱却のための「DX促進資金」は融資限度額2億8,000万円融資期間20年(運転資金の場合は10年)という魅力的な設定です。

 

県制度融資が選ばれる理由

金利が低い

 

お金を借り入れたことによる金利のイメージ

 

制度融資は、金利が低く設定されています。

 

一般的な法人向け融資の金利は「3%~15%」程度に設定されており、最も金利が優遇されているメガバンクからの借り入れですら「2%」を下回るケースはありません。
しかし制度融資は上限金利が「2%台」に設定されている場合がほとんどで、最低値になると「1.4%程度」で融資を受けられます。

 

固定金利

制度融資は、固定金利が設定されています。

 

固定金利は返済において「支払いの総額が計算しやすい」「金利が上がる心配がない」などのメリットがある優れた金利制度です。
デメリットとして「最初の金利から安くならない」という点が挙げられますが、もともとの金利がトップクラスに低く設定されている制度融資においては、デメリットと言えるほどではありません。

 

長期利用が可能

制度融資の借り入れは、長期の利用を見込まれています。
メガバンクの融資でも「最長7年程度」が限界ですが、制度融資の場合は「基本7年以内」「長くて10年や15年」という借り入れが多いです。
借入期間が長くなれば月々の返済にも余裕ができます。

 

制度の賢い活用を

企業にとって、銀行や金融機関からの融資が全てではありません。
条件の良い融資を求める場合は国や都道府県が主体となって提供する「制度融資」を上手く活用しましょう。
経営者ならば使える制度を賢く利用し、会社とって最適な融資の道を探す必要があるのではないでしょうか。

 

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